先日、約10年ぶりに香港へ足を運んで来ました。
前回足を運んだときに感じた以上に、魅力的な場所であることを感じ、今後も定期的に通い続けたい場所となりました。この感動を文章に残しておきたいと思います。
10年振りの香港、こんなにも奥深い街だったとは。数回足を運んだくらいでは到底知りきれない魅力がありますね…1人でも、誰かとでも、何度でも足を運びたい場所となりましたし、足を運ぶのだろうなと思います。この魅力は色々な方々に感じて頂きたい!! pic.twitter.com/yYqdpynmwu
— m (@konnyaku875) 2024年5月22日
前回、足を運んだ際、私自身は20代の社会人になりたて、海外旅行歴も浅く、綺麗な景色を見て写真を撮りたい、食べ物も美味しそうだし、近場で気軽に行けそうだし…と選んだ場所でした。働き始めて初めての夏休みでした。
山と海との合間に、所狭しと立ち並ぶ高層ビル群に圧倒されながらも、ビクトリアピークからの街の眺めは絶景でした。
一方で、想像以上に都会で、人が多く、中国語が絶え間なく飛び交う…そんな彼らのパワーに圧倒されてしまったのか、4泊5日の旅行にもかかわらず、ほとんどの時間をホテルのある香港島で過ごすだけで終わってしまいました。香港島は堪能できましたが、九龍半島は尖沙咀の限られたエリアのみで、勿体なかったなと。
そんな経験がありながら、再び足を運んだ香港。
きっかけは、ひとりっPさんの記事やインスタライブで香港を思い出したことでした。
ひとりっPさんの香港への強い愛、政治情勢の変化やコロナ禍を経ても、なお輝き続ける香港の強さについてのお話から、私がまだ気付いていない魅力があるのではないかと感じ、再び行ってみたいと思ったのでした。
実際に足を運んでみたところ、
この約10年間、政治情勢の変化や、コロナ禍を経ても、香港という風光明媚な地の景色は変わりません。
夜景も変わらず綺麗です。
所狭しと建った高層ビルの合間を人々が歩き、人々の会話で賑やかなのも変わらずです。
一方、最近開発された西九龍エリアは、故宮博物院やM+といった美術館が新たにオープンし、アートスポットとして注目されていますが、想像以上にスケールが大きく、所狭しとビルの立ち並ぶ中心部とは異なる様に、香港の可能性の幅広さを感じました。
故宮博物院は、とても広い空間で、展示物だけでなく、展示室の外でも、ゆったりと腰を下ろすことができます。
また、院内のレストラン:King Lung Heenでは、広東料理を頂きながら、海を隔てた香港島の景色を眺めることができます。絶景!
飲茶をはじめとした広東料理もとても美味しく、何時間でも滞在したい空間でした!
尖沙咀、旺角や佐敦は、高いビルに、大きな看板に、合間を行き交う人々と車…都市としての面積は、決して大きくないにもかかわらず、スケールの大きさを感じる街の設計、そして、何よりも、エネルギーに満ち溢れた場所だなと感じました。歩いたのが昼間で人が少なめだったかもしれませんが、夜はもっと活気に溢れているのだろうなぁ。
そのような香港を歩く中で、私がまだ気付いていなかった香港の魅力とは、このエネルギッシュさだ!と感じました。ビルの高さや看板の大きさ、街の広さに負けないくらい、エネルギーが溢れている…それが何故かは分かりませんが、底知れぬパワーが宿っている…そんな気がしました。
何度か足を運んだところで、到底分からない、奥深さが香港にはあるのだろうなと…また、このエネルギッシュな陸の景色と合わせて、ある意味では対照的な、風光明媚な海から臨んだ香港島の景色があるからこそ、香港は多くの人を魅力して来たのだろうなと感じました。
これまで世界の国と街を度々歩いて来ましたが、香港には独自の魅力がありますね。
また、今回、前回とは違った、香港の魅力に気付けたのは、再訪であったことと、私自身も環境に変化があったこと(社会人歴も10年近くなり、仕事でも海外旅行でもそれなりに色々な経験をしました)、その二つが影響しているのかなと思いました。
香港の魅力は、人により、また、同じ人でもその時により、違って見えるのかもしれません。この不思議な魅力が何故生じているのか、理解を深めるためにも、今後も定期的に足を運びたい、そんなことを感じた旅でした。