仕事人生における私、それは水の中に存在する球に例えられます。
球は、最初はふわふわとして、柔らかい状態で存在していますが、水を介して漂って来る様々なものを吸収し、徐々に表層が厚くなっていきます。
これは、まっさらな状態から、少しずつ仕事で経験を積んだ私を意味します。
やがて、局所的に厚い部分が出てきて、段々と突起のような形になり、球にはトゲが生えていきます。
これは、仕事で経験を積んで、色々なことができるようになった結果、特定の部分で自分なりの考えと自信を持つようになった私を意味します。
そんな時に、突然、水の流れが速くなり、強い力で球は揺さぶられ、掻き回されます。
これは、自信を持ち始めた私に対して、それだけでは乗り切れない試練が訪れて、もがき、苦しむ私を意味します。
そうすると、球の表面からは、トゲが消え、代わりに、球は、その実が少しだけ引き締まります。
これは、もがき、苦しんだ末、今までの自信やプライドを捨てて、本質は何かを考えた結果、何とか試練を乗り越えられた私を意味します。
この繰り返しで、徐々に緻密な球ができていく、それが仕事人生における私なのだろうなと思います。
以上、社会人10年目の私が、休日の昼下がりに、ふと感じたことを書いてみました。
皆様にとって仕事人生はどのように表されるでしょうか。