メーカー技術者の頭の中

メーカー技術者mが日々考えていることを綴ります

今後の仕事生活に対する抱負

2024年が始まりました。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

年始から傷ましい災害や事故が起こっています。被災された方々へのお見舞い、また、亡くなられた方々へのお悔やみを申し上げます。また、皆様におかれましては、平穏な日々の続く一年となりますよう、お祈り申し上げます。

私自身、いざという時に、落ち着いて対処できるよう、日頃から様々な想定をしておかなければと感じているところです。

 

さて、私にとっての2023年は、生活の8割は仕事とMBAに追われた一年でした。その中での最大の発見は、自分が今後、数十年以上の仕事生活において、大切にしていきたい価値観が何か、自分なりに掴めてきたことかなと思っています。

忘備録も兼ねて、この記事に書いていきたいと思います。以下、完全なる自己満足の記事となります、苦笑

 

まず、大前提として、私は専門性を高め、個性を育み、個性を輝かせて仕事をし、何らかの新しいもの/ことを世に産み出し、誰かの役に立つことで、結果として報酬を頂ける、そんな仕事をしていきたいと考えています。

クラレの創業者である、大原總一郎氏の言葉に、「世のため人のため、他人のやれないことをやる」という言葉がありますが、私自身、これをしたいなと思っています。

 

次に、何が自身の専門性・個性となり得るのか、そして、どのように専門性を高めていくのかが課題となります。私の場合は、日々、新しいことを学び、そして、アウトプットしていくことが必要と考えています。

 

専門性・個性については、ある分野でトップを目指すか、異なる分野との組み合わせに独自性を見出すか種々考えられると思いますが、私にとっての個性とは、化学・材料分野の研究開発の知識・経験と、MBAで学んだ経営学の知識を組み合わせることではないかと、考えています。

前者はこの10年間、学生生活および会社員生活で経験してきたこと、そして、後者はこの10年間、長く興味を持ち続け、特に、この2年半は、経歴にも残るようにと、米国の大学のMBAコースの授業を取り、仕事の傍ら学びました。

今や、技術よりも経営学の話の方が好きで、経営の話は娯楽の一種と感じるほど好きです。そのため、技術のバックグラウンドを土台にしつつも、ゆくゆくは経営学の分野を専門としていきたいなぁと感じるようになりました。その過程で、直近は技術と経営の間の分野とも言える、知財の分野を深めることで、独自の専門性というものを築いていきたいと考えています。

 

そして、どのようにアウトプットをしていくか。目指すは実務に直接活かすこと、そして、一度活かすだけでなく、確実に自分のものとしていくためには、記録として整理して残したいなと考えています。

ここで、アウトプットがあるということは、アウトプットに結びつくインプットとして、インプットを選別すること、また、インプットを計測し可視化することで、管理していくことが必要と考えています。

つまり、アウトプットを産み出す上で、何が自分にとってインプットとなるのかを、十分に検討すること、更には、インプットを計測し可視化できるように指標化すること、この2つを意識して、具体的に今後取り組むことを考えていきたい、そんなことを思っています。

 

最後に、私は、以上のような仕事を、生涯現役で続けたいと考えています。そのため、専門性の高い仕事、個性の発揮される仕事をキーワードに、特定の会社にとらわれないキャリアを構築しつつ、心身の健康を保ち、広い視野を持ち、どんな時でも冷静な判断ができるよう、自分としっかりと向き合う時間や、趣味の時間も確保していきたいと思います。

具体的には、手帳や日記を書いて自分と向き合う時間、武道と旅と読書という3つの趣味に取り組む時間です。もちろん家族との時間も大切に。

 

皆様にとっての仕事生活に対する抱負はどのようなものでしょうか。抱負、それこそが、誰一人として被ることのない、個性の現れなのかもしれません。