メーカー技術者の頭の中

メーカー技術者mが日々考えていることを綴ります

自分と向き合うことについて思うこと

生きていくことは、決断の連続と、度々言われます。
確かに、私たちは、大なり小なり、日々、何かを決めながら、生きていると思います。
·今日はどこにいくか、何を食べるかといった日々のこと
·どこの大学·専攻を目指すのか、どこに就職するのか、結婚するのかしないのか、家を買うのか買わないのかといった、その後の人生を左右すること

そして、良い決断をするためには、自分と向き合うことが大切と言われます。
自分と向き合うことで、自分が本当にしたいこと、なりたいものを自覚し、それを実現できる方を選びなさいということと思います。

しかし、この自分と向き合うこととは、自分一人で、自分自身を省みながら、腰を据えて考えることだけを意味してはいないと思います。

確かに、最終的に決めるのは、他でもない自分ですが、この「自分」というものは、他者のいる外の世界、つまり、違うものがあって、認識しやすくなるものだと思います。
他者のいる世界の中で自分を捉える、つまり、自分を客観視することができて、初めて本当に自分がしたいことが分かってくるのではないでしょうか。

独りよがりではなく、自分を客観視した上で、決めること、これが自分と向き合って、良い決断をすることの真意だと思います。

仕事、趣味、人生、自分としっかり向き合わないと、答えを出せないことは、たくさんあるでしょう。
難しい問いだとしても、自分一人で、自分自身を追い詰めるのではなく、一歩下がって自分を客観視してみては如何でしょうか。
思ったよりも、すんなり答えが出るかもしれません。