学生時代から文章を書くことが苦手な私は、研究報告などの資料作りにも長らく苦手意識を持っていて、作ること自体にも時間がかかっていましたが、
社会に出てから10年近くの経験を経て、ようやく少しコツが分かって来たので、文章として記録しておきたいと思います。
資料作りのコツは、大事なことを一つ選び、それを一文で表すこと、
そして、ppt形式であれば、それを元に一スライド作成し、word形式であれば、それを元に一パラグラフを作成することと。
また、大事なことは数少ないので、資料作りは本来時間をかけずに片づけられるはずのもの、そのように考えています。
なお、ここでいう「大事なこと」は「数少ない本質」という訳ですが、具体的には、他者に伝え、理解して頂く上で不可欠なものです。
最初は「大事なこと」が何かを把握するのが難しかったり、自分では気づかず他者から指摘されて初めて気づくこともありますが、自分の中に「他者の理解」という視点を持てば、そこまで難しいものではないでしょう。
「自分自身を客観視すること」、これが資料作りの上で、最も必要なマインドセットかもしれません。