メーカー技術者の頭の中

メーカー技術者mが日々考えていることを綴ります

結婚について思うこと

【まず始めに】
結婚するかしないかは、個人の自由で、あくまで一つの生き方に過ぎないと、私は考えています。
これから書く内容については、私が自分自身に対して思っていることであり、他の方について、どうこう言うものではありません。


【それでは本文へ】
個人的な話ではありますが、私は最近結婚しました。
しかし、つい最近まで、結婚も子育ても、するつもりはありませんでした。少なくとも学生時代はそう思っていました。

それが何故、パートナーを見つけて結婚したいと、方向転換したのか?
それは、二人で歩むことで、人生をより楽しめると、感じたためです。

二人で歩むからこそ、自分一人では知ることのできない世界を知り、経験を積み、世の中に対して、何か新たなものを産み出せるのではないかと、感じられるようになったということです。

 

学生時代は、自分が努力して、目標を達成し、世の中に付加価値を提供する、それにより、対価としてお給料を頂けるものであって、自分で頑張って生きていきたい、そう思っていました。

勉学·研究生活や、部活動に励み、良き師や仲間との出会いもありながら、ややこしい人間関係もそれなりに経験した結果、生きていく中で、最後に頼れる·信じられるのは自分しかいないと感じるようになりました。
成功しても、失敗しても、自己責任。他人に頼らず、自分で前に進んでいくしかない、そう思っていました。
ややこしい人間関係の中で、無駄に自分が傷付かず、他人を傷付けることもなく、やり過ごすためであったのかもしれません。自分の自由、突き詰めると個性を守るためでもあったと思います。


そんな私でしたが、今の会社に入社し、新規事業の探索に携わる中で、次第に、人が自分一人でできることには、限界があることを身をもって感じるようになります。
1+1を2にすることは一人でできますが、それ以上に3,4,…と数を大きくしていくことはできないなと。
特に、新規事業を立ち上げ、ビジネスとしてモノにしていくには、この3 ,4…が求められます。
一人ではできないので、他人との協力·チームワークが不可欠という訳です。

また、幸いにも、入社して配属になった部署で、良い上司·先輩に恵まれ、一人一人がチームに貢献しようという気持ちを持ち、互いに助け合い、高め合いながら、目標を達成しようとする良きチームワークの中で働くこととなりました。
他のチーム員の力があったからこそ達成できたことも多くあり、人生で初めて、チームワークの大切さを理解できました。
学生時代には気付けなかった、自分以外の人がいるからこそ達成できるものがあると知ったのです。


そのような中で、ある時、ふと、人生についても同じことが言えるのではないかと考えるようになりました。
一人で頑張って生きることも良いけれど、誰かと一緒に生きても良いのではないかと。
同じように頑張るにしても、隣に誰かがいたら、お互いに支え合い、高め合うことで、一人でいるよりも、もっと色々なことができるのではないか、そう感じたのです。
これがパートナーを探そうと思ったきっかけでした。
勿論他にも色々ありますが。周囲のありとあらゆる人たちからのプレッシャーやら、悔しい恋愛経験やら、封建社会への反骨精神やら…苦笑

その後、幸いにして、上に書いたような生き方を一緒にしていけそうなパートナーと出会い、結婚したという次第です。
新たな人生のスタート地点に立った、今はそんな感じです。
日々、感謝を忘れずに、二人だからこそできることをたくさんしながら、歩んでいきたいと思います。