これから読書記録を始めることにしました。
あくまで私が重要と思った内容ですが、まとめていきます。
タイトル:「働き方」の教科書
著者 :出口治明氏
□内容
20代~50代、各年代での働き方について。
□私自身が心に留めて、行動に移したいもの
・仕事は合理的なものなので、解は一つに収斂するはず。
・30代になったら上司は論破できて当たり前。
□その他に重要と思ったこと
・原理原則
人間にとって原理原則がとても大事。凡人と偉人の違いもこれ。
原理原則に則り、自分の頭で考え、行動できるか否か。
価値観、思考軸をしっかりと持つ。
常に、学び、知り、考えようとすること。
・「人間はワインと同じでクリマの産物だ」
相手の人の生まれたところと先祖=地理と歴史を知ることが大事
・人生は99%失敗するが、1%の成功する可能性にかけてチャレンジしてきた人たちがいたからこそ、今がある。
・人生はトレードオフ
選ぶより捨てることが大事。ルールを決めて捨てる。
早く正しく意思決定するには、ルールを決めておくことが大事(決断力が必要なのではない)。片付けでも、捨てられないなら、先に捨てる量を決めてしまうと良い。
・仕事
人生の3割。どうでもよいこと。
仕事では、ルールの中で数字・ファクト・ロジックを駆使して、合理的、合目的的に議論すれば、自ずと解が一つに収斂するはず。仕事は、y=f(x)で議論できるもの。
・20代
目的を考えながら、スピード重視で仕事をする。仕事の目的を理解できれば、仕事のやり方も、成果を出す方法も自ずと分かるはず。集中力を上げる。
グローバリゼーションは突き詰めると現地の人を使うこと。
人は本当にやりたいことや得意な分野でこそ、本来の力を発揮する。
・30代
部下に上司としての考え方をはっきりと伝える。何を期待しているか、何をして欲しいかを的確に伝える。目的と期限を明確に提示。指導を通じて部下に付加価値を与える。
上司は論破できて当たり前。
・40代
マネージャーとしての意識を持ち行動する。プレイングマネージャーは×。
有限の感覚を持つ。限られた時間の中でどの幹を押さえて、どの枝を見ないようにするか訓練すべし。
・50代
起業も選択肢の1つ。起業には目利きとお金が必要。
実際に起業すると決めたら、強い思いと算数も必要。
起業では、真っ当なことをやり、大義や理念に共感してもらえることで、成功確率が高まるのではないか。